人事考課は社員を育成していく上で欠かすことはできない制度です。
人事考課の評価項目のひとつひとつは、どのような社員が理想的な社員なのかを書き綴ったものであり、項目を一表にまとめたものを人事考課表と言います。社員のみなさんは、この人事考課表の項目をクリアするために頑張って仕事に励んでいくのです。

作成にあたっては、会社が社員に何を求めているのか整理することがポイントです。
単純に言えばその求めていることを項目化し、表にまとめていけば出来上がりです。

一般的に人事考課の要素とよばれる内容は、
・能力
・成果
・態度
の3本柱です。この3本が人事考課項目を作成していく上での切り口になります。
(余談ですが人事考課が「成果」のみ、という会社があります。これが「完全成果主義」とよばれる人事制度です。)

では、「能力」の人事考課項目を作ってみましょう。
「うちは販売会社だから能力評価ではお客様にうまく説明ができなければならない」と考えておられれば「説明力」というキーワードを作ります。入社して間もない営業マンには「一度の説明でお客様に我が社の商品の特徴をもれなく説明することができる」などはいかがでしょうか。また、ベテランであれば、期待値は高くなり「我が社の商品を効果的に説明しお客様からたびたび問い合わせがある」などはいかがでしょう。

成果や態度についても同様に、我が社にとって何が「成果」なのか、社員にはどんな「態度」(仕事への取組み姿勢)をとってもらいたいのか、あるべき姿を検討し項目化していきます。そして最終的には表にまとめます。

このように会社が期待する内容を文章化していけば人事考課表はつくることができます。
最近はコンピテンシーとよばれる人事考課表を採用している会社があります。コンピテンシーについても基本的な考えは同じです。コンピテンシーの作り方は紙面の都合上、次回にゆずります。

平成29年3月号SRに社会保険労務士 金行綾の記事が掲載されております。

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平成28年12月号SRに社会保険労務士 内野光明の記事が掲載されております。

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